あまりに高くて最初は驚愕! 妊婦健診の平均費用は? 助成制度・補助券はある?

突然分かった妊娠、もちろん初めての経験。知識もほとんどないに等しかった私は、全てが「そうなんだ」と発見の連続でした。妊娠の過程にいくらお金がかかるか、助成制度や補助がどうなっているかなど、もちろんそういったことは妊娠発覚当時は全く知りませんでした。
妊娠検査薬で陽性の反応があり、すぐ旦那の知り合いが勤めているレディースクリニックがたまたま近所にあったので、即当日の予約を取りました。
そういえば妊婦健診費用っていくらするんだろうと思い、「まあ一万円もあれば足りるでしょう」と、お財布に一万円札だけ入れて、クリニックへ向かいました。だって、ふだんの病院で支払う金額って高くても2,000円超えないもんね。

しかし、これがとんでもない間違いだったことに後で気づくんですな……。

問診やエコーで妊娠していることを確認し、初診を終え、ほくほく顔で会計を待っていた私に、受付のきれいなお姉さんが渾身のカウンターパンチを喰らわせた。

「お会計、一万1000円になります」。

「高!!!!」

え、なんでそんなするの。病院でそんな大金払ったことないよ。

妊娠は病気ではないので、健康保険は適用外なんだとか。厚生労働省が提示している妊婦検診の回数は14回。下記のスケジュールを目安として提示しています。

妊娠初期〜23週 : 合計4回(4週間に1回)
妊娠24週〜妊娠35週 : 合計6回(2週間に1回)
妊娠36週〜出産 : 合計4回(1週間に1回)

病院によって多少変動はあるそうですが、基本的なスケジュールがこれです。さて、この妊婦健診が全部でいくらかかるか? ざっと平均値で計算してみたところ、問診、体重測定、血圧測定、エコーなど、毎回行う基本的な検査で平均的な相場は約3,000円〜約5,000円。血液検査や超音波など、特別な検査を行った場合は、これが倍以上の15,000円近くに跳ね上がることもあります。この相場の金額で、14回通うとなると、合計10万〜15万ほどの金額がかかることになります。旅行行けちゃうね!!!!!

この負担を軽減させるにはどうしたらいいか……? それがお住まいの区の自治体などから発行される補助券を活用することです。

妊娠が確定し、病院から「母子手帳をもらってきてね」と言われたら、市役所に向かいます。そこで妊娠届と、母子手帳、そして「妊婦健康診査受診票(いわゆる補助券)」が発行されます。自治体によって助成内容や費用は異なりますが、この補助券を利用することによって、先ほどの10万〜15万の自己負担額がグッとさがることになります。

とはいうものの、具体的にどれくらい下がるのか? 気になるところではありますよね。そこで実際の妊婦検診、一体どれくらいかかったのか? 私の金額を一部公開しちゃいます。
※あくまで私の場合なので、参考までに!!!

10月3日 (18w6d)  6,960円(助成前12,120円)
10月24日(21w6d) 14,960円(助成前20,120円) ※中期検査が入ったため金額高め
11月7日 (23w6d)  6,960円(助成前12,120円)
11月22日(26w0d) 12,960円(助成前18,120円) ※妊娠糖尿病検査が入ったため金額高め
12月8日 (28w2d)  6,960円(助成前12,120円)
12月21日(30w1d)  6,960円(助成前12,120円)
1月6日(32w3d)  12,960円(助成前18,120円) ※後期血液検査が入ったため金額高め
1月17日(34w0d)  5,740円(助成前10,900円)
1月25日(35w1d)  6,440円(助成前11,600円)

いかがでしたか? 補助券を使っても、想像以上にお金かかりますよね……? 毎回の支払いで、「もっと負担が軽かったら、少子化にも歯止めがかかる気すらするのに……」って思ったことも正直何回かあります。実際、この話をしたとき、友人から「子ども産むのに、そんなにお金かかるの!?」と驚かれたことも少なくありません。でも、お腹の愛しい赤ちゃんのため!! 妊娠中は、この妊婦健診が健康に成長してくれていることを感じられる唯一の機会なので、楽しんで受診することをおすすめします♬

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