妊娠中にまさかの高熱! しかも結婚式三日前……自然療法でどうやって治す? 胎児への影響は?

私の場合入籍してすぐに妊娠が発覚したため、結婚式を挙げた時にはすでにお腹の中に赤ちゃんがいたマタニティ婚でした。なので、当初予定していたウエディングドレスのサイズをあげたり、準備段階で微調整も若干入りました。もともとこういうイベントごとの段取りはかなり慣れている方なので、2週間前にほとんどの準備を終わらせて、ゆっくり日常を過ごしていました。しかし、結婚式を三日前に控えたタイミングで、結構な高熱を発症!
 ただでさえ、結婚式という人生最大のイベントが控えているというタイミングで、しかも私は妊娠中。このダブルパンチなんなの!?ということで、体温計を見て3分ぐらい固まりました。さすがに40度近くは出ていませんでしたが、38度近くはあったと思います。妊娠期間中は体温が上がるとはいえ、妊娠前の普段平均対応が35度後半なので、38度近くの熱って、私にとっては結構な高熱なんですよね(笑)。

妊娠中に熱を出した場合、胎児への影響は?

気になるのが妊娠中の発熱による、お腹の中の赤ちゃんへの影響。調べてみると、妊娠中の風邪は軽度のものであれば、安静にしておけば2〜3日で治るうえ、胎児にも影響がないそう。しかし、40度以上の熱が出た場合、しかもなかなか下がらず三日以上長期間続く場合は注意が必要です。その際は速やかに病院に行ったほうがいいでしょう。

さあ、とはいうものの、直すまでのタイムリミット発症したのが祝日の前日の夜だったので、病院に行くタイミングがありません。市販の薬はもちろん飲めないし、これは自然療法で治すしかないぞ……! 結果2日でなんとか治したのですが、その際に試した方法がわりと効果があった気がするので、せっかくなのでご紹介します。

額・首の後ろ・脇と、市販の熱冷ましシートを大量使用!

熱が出た時の鉄板アイテムといえば、ドラッグストアで気軽に買える冷えピタなどの熱冷ましシート。それを額に貼るだけでなく、首の後ろ、脇の下、脚の付け根などに貼るほうが効果があります。これらは太い動脈が通る部位。「頚動脈(けいどうみゃく)、腋窩動脈(えきかどうみゃく)、鼠径動脈(そけいどうみゃく)」です。額を冷やすより、ここを冷やすほうが解熱に効果がありますよ!

はちみつ大根・はちみつレモンで風邪対策!

 これは、私が風邪で悩んでいたときに先輩ママから教えてもらったもの。もともと風邪をひいたとき、お湯にポッカレモンなどのレモン汁を割り、はちみつを入れて飲んだり、牛乳で割ったりして飲んでいたのですが、「正直あんまりおいしくはないけど、効果はあるよ!」と勧めてくれたのが、はちみつ大根。作り方は簡単で、サイの目状に切った大根を、たっぷり浸かる程度のはちみつを密閉容器に入れればOK。3時間程度置いておくと、はちみつに大根の汁が溶け出してくるので、そのはちみつ大根が自然の良薬となります。「んーーー苦い!!」と、まさに良薬口に苦し、といった感じの風味ですが、飲みにくい方はお湯やソーダで割ってもOK!

ハーブやアロマを使って自然療法もおすすめ

私は結局定休日などで手に入れられなかったのですが、アロマに詳しい知人いわく、エキナセアというハーブがおすすめで、インフルエンザや風邪のひきはじめにもてきめんにいいのと妊婦さんでも大丈夫なんだとか。即効性を期待するなら、ハーブショップにあるエキナセアのチンキ(アルコールに漬けて有効成分を濃く抽出したもの)がおすすめだそう。市販のチンキは、アルコールフリーで飛ばしてあります。東京都内だと、自由が丘にあるグリーンフラスコというショップか、生活の木というショップで購入できるそうです。

以上の成果が功をなしたのか、なんとか二日で風邪を治せた私。妊婦だと「とりあえず薬のんどくか」とできないのが辛いですよね……。私はお休みの兼ね合いで病院に行けなかったですが、風邪をひいた場合、妊婦でも飲める薬を処方してもらえるので、病院が空いてる場合はなるべく病院に行くことをおすすめします!

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