私の場合、つわりが始まったのは妊娠初期5週の終わりか、妊娠初期6週に差し掛かった頃。最初は「ん? 何か気持ち悪いな……」という軽い不快感・違和感があって、朝が一番気持ち悪く、空腹状態だと気持ち悪くなる「食べづわり状態」。その状態が4〜5日続き、「私はつわり軽い方かな?」と軽く考えてたら、妊娠初期6週目の終わり、7週目に入る頃に急激な気持ち悪さが襲ってきました。
そこから、ずっと気持ち悪さが続き、つわりのピークは妊娠10週あたりが一番キツかったかなと思います。しかし、ピークを過ぎればマシになるかと言われるとそういうわけでもなく「食べてもすぐ吐いてしまう」という状態が、この時期が一番酷かったというだけで安定期の16週に入る1週間ぐらい前まで、ゆるい差はあれど、ずっとしんどかったですね。

つわりにはどんな種類がある？

私の場合は下記の3種類でした。

• 空腹状態に気持ち悪さを覚える「食べづわり」
• とにかくひたすら眠い「眠りづわり」
• 吐き気が止まらない「吐きつわり」

つわりのピーク時、一番辛かった症状は？

 つわりのピーク時は、とにかくこの「吐きつわり」がつらかったです。正直一番ひどいピーク時は、ずっと床に伏せってました。普段アクティブに動きまわっているぶん、ずっとベッドやソファの上で過ごす日々は、自分が何もできないダメ人間になった気がして、精神的に参った時期もありました。

妊娠する前は身軽に打ち合わせだの商談だの飛び回っていろいろこなしていたのに、一ヶ月前に当たり前のようにできていたことができなくなり、「見える形」で生産性のない自分の有り様に「私は食べて吐いて寝て、動物園の動物か……?」と凹んだ時期もありましたが、長い人生の間、ゆっくりできるのも限られているだろうし、何より今の私は「命を育ててるんだ!!!!!」と開き直った結果、つわりのピーク時期に何も手につかなくても、気にしないようになりました。

つわりのピーク時期は、電車に乗るのも辛い。

しかし、私は自営業だから、つわりがピークで気持ち悪さがひどいときは休んだり、自宅で仕事したりと融通がきいてよかったのですが、正社員で働いている妊婦さんの大変さが身にしみてわかりました……。賞賛ものです、ほんと。正直、つわりのピーク時期は、満員電車に乗るのも辛いです。ぶっちゃけた話、電車に乗っているサラリーマンの加齢臭を嗅ぐだけでも吐きそうになります。それでも決まった時間に毎朝満員電車に揺られて出社しなきゃいけない辛さといったら……。考えるだけでゾッとします。それを乗り越えて出産を終えた働き妊婦さんに私は拍手喝采したい。

つわりの辛さもピーク時期も個人差がある。

つわりって本当に個人差があるので、つわりのピークも時期も、人それぞれ。辛さも人それぞれ。男性にはやっぱりイメージがつきにくく、「◯◯さんは平気そうだったよ?（なんで君はそんなしんどいの?）」ってつい比較して言ってしまうこともあるそうなんですが、100人いれば100人のケースがあって、誰々が楽だったから自分のパートナーがつわりがないとは限りません。そして、この手の発言はかなり傷つくんです、私たち女性は。

初めての妊娠、私たちはわからないことばかりです。つわりのピーク時期の辛さも初めて経験します。なので、他人と比較されて、自分だけがしんどがっているというふうに言われてしまうと、自分だけが甘えているように感じてしまい、孤独になってしまうのです。パートナーの男性は、絶対に他人と比較せず、奥さんをサポートしてあげてくださいね。おねがいしますっ!!!!

ちなみに私は、旦那につわりのひどさをわかりやすく伝えるために、「つわりとは、あなたが今まで経験した二日酔いが2ヶ月続く状態だ」と言ったんですが、この例えは効果てきめん。「それはヤバイ」とすぐに理解したみたいです。苦笑