すべての妊婦さんに読んでほしい。涙なしでは読めない326著の『あかちゃんからのラブレター』。

今月末に出産を控えている妊婦ですが、ベビー用のものは生活必需品系のものしかまだ自宅になく、おもちゃや絵本はほとんど家にありません。ただ一冊を除いては。

これは、妊娠がわかったとき、懐妊祝いででいただいたものです。
イラストレーター・ナカムラミツル(326)は、アラサー世代だったら知らない人はいないですよね! 一斉を風靡したアーティスト19のメンバーで、下敷きやクリアファイルなど、ステーショナリーグッズを愛用していた女性も多いのでは?(もちろん私もその一人です)

この絵本、『あかちゃんからのラブレター』は、あかちゃんがお腹に宿ってからの10ヶ月間を、あかちゃんの目線で描いたストーリー。日本で発売されるまえ、アメリカ・ヨーロッパで発売され、大反響を経て、日本での発売となりました。

十月十日、ずっとあかちゃんはそばにいる

あかちゃんはずっと雲の上から、ママ(私)を見ていて、ママのところがいい!!と選んできてくれた。けれど、つわりでしんどく、辛い時期もあったよね。いろんなことをがまんさせてごめんね、太らせちゃってごめんね、いっぱいおなか蹴ってごめんね。 おなかから出たら、わすれちゃうかもしれないけど、ずっとぼくはママのそばにいたんだよ。 ……おなかの中で命を懸命に育ててるママに、おなかの中からあかちゃんが語りかけているストーリーです。 妊娠中、特につわりが辛いときはなんどもなんども読み返して、その度に号泣していた一冊です。息子が産まれて落ち着いたら、読み聞かせたい絵本なのですが、逆に私が泣いて心配かけてしまうかもしれませんね。笑 それほど、心にしみる一冊なので、ぜひこの絵本はすべての妊婦さん、そして妊婦さんを支えるパートナーの方に読んでほしい絵本です。

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