【出産エピソード】妊娠高血圧症で入院、緊急帝王切開で出産!
出産したのはもう5年前となりましたが、今でもよく覚えています。よくほかのママさんも口々に言っていますが、あれだけ痛かったのに不思議なもので、出産の痛さは忘れました。
36週の頃、妊娠高血圧症で入院。
私の場合は妊娠後期の半ばに差し掛かった時、血圧が高くなりエコーで見たところベビーも大きいということで「36週最後の検診で、入院になるかもしれません」とお医者さんから言われていました。妊娠高血圧症ですね。そしてその36週最後の検診時、「やはり血圧が高いので入院しましょう!」ということになり、自宅で待機していた旦那さんに荷物を持ってきてもらいました。飲食のサービス業をしている旦那ですが、たまたまその日は休みで、実家の母も一緒に来てくれたので、「もうしばらく食べられなくなるなぁ」と思い、入院前、みんなで回転寿司を食べたのを覚えています。水曜日に入院でしたが、その時はまさか日曜日まで生まれないとは思ってもみませんでした。
子宮口を開けるためバルーンを。
入院して、診察後、ラミナリアというものを子宮口に入れ一晩子宮口が少し開くのを待って、今度はバルーンを入れ(風船に水を入れ膨らませて子宮を刺激します)、また一晩過ごします。だんだんお腹が重くなり鈍痛が始まりました。自分の体内でいろんな変化が起こっているのに、なんだかどこか他人事のようで、夜にうとうとしては、「三匹の子豚のオオカミは、お腹に石をいれられてこんな感じだったのかなぁ」とぼんやり思ったりしていました。今から思えば、なんでそんなことを考えたのかはよくわかりませんが(苦笑)。
促進剤を点滴して陣痛を促進、なかなかあかない子宮口。
そして3日目からいよいよ、促進剤を点滴して陣痛を促します。少しずつ滴下していくため、その時はまだまだ生理痛の少し辛い痛みぐらいで、規則的には痛むのですが、面会に来てくれた従姉妹と話す余裕ぐらいはありました。そして、4日目−−−−。促進剤を増量して陣痛が来るのを待ちました。夕方ぐらいから、規則的に結構な痛みを感じていましたが、血圧が高くなったため、一旦促進剤を中止して様子をみることとなったのですが、促進剤は半減期(→薬の効果が消えていく時間)が長いらしく、薬を切ったあとも結構な陣痛が一晩続きました。その一晩が自分史上、1番壮絶な夜でしたね。
痛みは3分おきぐらいにずーっと来るのに、子宮口はなかなか開かず……。助産師さんに診てもらうのですが「肛門の方まで押される感覚がないとまだまだ弱いから」と言われ、人口破水(先生が無理に破水をさせます)へ。破水して流れる中、痛みに耐えてトイレに歩いたり、アロママッサージをしてもらったり……でも、何をしても3分おきぐらいに痛いのに、一向に強くならず、それでもどうにかこうにか子宮口が開いたから、分娩台に移動して吸引分娩の準備が始まりました。
なかなか生まれず緊急帝王切開に!
会陰切開をして(後から聞いたら吸引のため多めに切ったらしいです)吸引分娩が始まりました。いきみに合わせて機械のスイッチを、入れるのですが、これまたなかなかうまくいかず、下には先生、お腹の上にもお腹を押す先生と、後からビデオを見たらすごい状態の環境でいきんでいました。それでも生まれず、とうとう先生から「帝王切開に切り替えましょう!」いう判断になりました。いきんでいる最中、何度も「もう切ってください!!」とお願いしていたのに……。その度に、明るく「頑張りましょう!」と先生に言われて、一晩頑張ったのに……。「だから、何度も切ってってお願いしたじゃない……」と正直あの時は思いましたが(苦笑)。
帝王切開の同意書でまさかのミス。
しかし「やっと産める」とホッとしたからか、まさかの同意書に旧姓を書くということをやらかし、周りが少しざわついた中で手術室へ運ばれました。帝王切開は、手術中少し気持ち悪くなり吐いてしまいましたが、それ以外は大きなトラブルもなく、無事に産むことができました! 看護師として働いているからか、経過を客観的に見るクセがついているのか……。こんな環境下でも、意外に冷静な自分が頭の中で半分を占めていましたね。
出産は、すごく大変だったけれど、我が子と会えて泣き声を聞いた時に、自分の辛さなんてあっという間に飛んでいきました。





