【2歳・イヤイヤ期の悩みにも】子どもの偏食の対策は月齢によって変わる! 管理栄養士ママが教える偏食の対応策。

私はよく子どもの偏食について相談を行っていますが、お話を聞くとどのお母さんも「偏食はいけないこと」と思い込み、悩んでいる印象があります。しかし、偏食は本当にいけないことなのでしょうか。その答えは、月齢によっても少し違ってきます。

1歳〜1歳半の頃は3食のリズム作りを!

この月齢の頃に1番大切なことは、三食食べるリズム作り。食事の内容は何でもいいから、朝・昼・夕の3回食事を摂ることが出来ていれば、心配ありません。内容は何でもいい、と言いましたが、毎食、ご飯やパン、麺などの「主食」は必ず取り入れて欲しいです。その他の栄養(野菜やたんぱく質)は3日くらいの間で大体摂れてればオッケーと考えましょう。

1歳半〜3歳は、食事=楽しいと思わせることが大事

この頃は「食事=楽しいこと」と考えられるようになることが大切。ちょうどイヤイヤ期と重なり、食事のときにも、食べる食べないで親子でバトルが起こりがちですが、食事の内容はまだあまり神経質になる必要はありません。この時期の子供達は一言で言えば気分屋さん。昨日まで好きだったものが嫌いになって食べなくなったり、その逆もあったりします。親としては、バランスを考えて作ったものは全部食べて欲しいものですが、「食べなさい」と叱ってしまうと、食事が苦痛になり、その後さらに偏食が進んでしまう可能性があります。「お野菜さん、食べて欲しいなーって言ってるよ?」とか、ある程度食べるよう誘導することは必要と思いますが、ダメなときは絶対ダメなので、そこはイライラする前に諦めてしまいましょう。ただ、前述した通り嫌いなものも急に食べ出すことがあるので、「どうせ食べないから作らない」のではなく、食べて欲しいものは、食べない覚悟の上で食卓に用意することは続けて欲しいです。 我が子も味噌汁を全く食べない時期がありました。でも、私は息子に食べてもらいたくて、毎晩出しました。残される日がおそらく1年近く続きました。が、そんな息子が特に何の前触れもなく急に食べるようになりました。 この月齢が1番偏食に悩む時期だと思いますが、「いつか食べる」と大きな気持ちで乗り切って欲しいです。そして全部食べたときには大げさなくらいの笑顔で褒めてあげましょう。ママの笑顔は、子供にとって最高のご褒美です。
3歳以降は、バランスよく食べる、ということも大事になってきます。この頃からはいわゆる「食育」を取り入れることが偏食解消につながることも多いです。3歳になると、ある程度理論的に物事を考えられるようになるので、あえて簡単な食育の話をすることで、子供が食事に対して前向きになることも多いです。この件に関しては、我が家での取り組みも含め、また改めてお話ししたいと思います。

じゃあ3歳までは偏食に対してできることはないのか?

いいえ、あります。お気に入りのお皿を用意したり、声かけをしたり。でも、実は1番効果的なのは、ママやパパが何でも美味しそうに食べること。子供は結構見ているもので、 パパやママのマネをします。 ママが朝ごはんを食べなかったら子供も食べたがらないし、パパが野菜を残していたら子供も残します。この頃できることは、なるべく家族で食事の時間を共有し、子供の見本となるような食べ方を親が実際に見せてあげること。それでも、食べてくれない時は食べてくれませんが、親の食生活が子供の食生活に与える影響は大きいです。私たちは食べ物から力をもらって生きています。その力をもらう食事の時間が親子にとって心地の良い時間になって欲しいと思います。

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